ストレッチの時間と頻度は?科学的に正しい「30秒」の法則を解説

ズボラでも続く!「科学的に正しい」柔軟化計画。週3回・1日たった2分で体は変わる ズボラ・時短・ながら
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めい
めい

「体を柔らかくしたいけれど、毎日長い時間ストレッチするのは面倒くさい……」

そんな悩みを持っていませんか?

実は、ストレッチの世界的権威である中村雅俊先生(西九州大学)の研究によって、「頑張りすぎなくていい」という衝撃の事実が明らかになっています。

この記事では、最新の科学的根拠に基づいた「最も効率よく体が柔らかくなる時間と頻度」を解説します。

結論から言うと、1つの部位につき「30秒」で十分です。

これを知れば、今日から無駄な努力をやめて、最短ルートで柔軟な体を手に入れられますよ。

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【結論】ストレッチは「1セット30秒」を積み重ねよう

まずは結論です。ストレッチは「1セット30秒」が基本単位です。

めい
めい

えっ、30秒って長くない?

その気持ち、痛いほどよくわかります。じっとして数を数える30秒って、体感時間は永遠のように感じますよね。

実は私自身、この事実を知るまでは「はい、いーち、にー、さーん……じゅう! 終わり!」と、たった10秒で済ませていました。

だからこそ、過去の研究(Bandy et al. 1994)データを見たときは、膝から崩れ落ちるほど絶望しました。

「15秒未満だと、効果はかなり薄い」

ストレッチの時間と効果の関係図。15秒未満でストレッチの効果が薄いグラフ。

出典/Bandy W. D., Irion J. M. The effect of time on static stretch on the flexibility of the hamstring musles. Phys Ther 74. 845-850: discussion 850-842, 1994

この事実を突きつけられた瞬間、「私が長年やってきた毎日のストレッチは、ただの気休めだったのか……」と目の前が真っ暗になりました。 でも、今日この記事を読んでいるあなたはラッキーです。私のように何年も無駄な時間を過ごす前に、正しい秒数を知れたのですから。

では、なぜ「15秒」じゃダメで、「60秒」もいらないのか。その理由を詳しく解説します。

なぜ「一度に60秒」やってはいけないのか?

過去の研究(Bandy et al. 1994)で、ハムストリングスを「30秒伸ばした人」と「60秒伸ばした人」を比べたところ、柔軟性のアップ効果にはほとんど差がありませんでした。

つまり、一度のストレッチで30秒を超えると、そこから先は「効果の伸び悩み(頭打ち)」が起きてしまうのです。

  • 15秒未満: 短すぎて効果が薄い。
  • 30秒: 最も効率よく伸びる。
  • 60秒以上(1回で): 30秒と効果は大差ない。

だからこそ、1回のストレッチは「30秒」で一度区切るのが正解です。

でも、合計時間は「120秒」必要!

「じゃあ、1日30秒だけでいいの?」というと、そうではありません。ここが少しややこしいですが、非常に重要なポイントです。

「1セットの長さ」は30秒でいいですが、「1日の合計時間」はある程度の量(ボリューム)が必要です。

中村雅俊先生らの研究によると、筋肉の硬さを確実にとるためには、トータルで「120秒」の刺激が必要だとされています。

つまり、「効果の薄い60秒〜」をダラダラ続けるのではなく、「効果の高い30秒」を休憩を挟んで繰り返す(セット数を増やす)のが、最も賢いやり方だと思われます。

  • 30秒 × 4セット(新鮮な刺激を4回与える = 合計120秒)

これなら、無理なく最大の効果を得られます。

※ただし、中村先生によると、120秒を1セットで行っても良いそうなので、自分でやりやすい時間でストレッチを行ってください。

頻度は?「週3回×合計120秒」が最短ルート

めい
めい

「時間は30秒でいいとして、毎日やらなきゃダメ?」

実は、頻度についても「毎日必死にやらなくてもいい」というデータがあります。

1日あたり「合計120秒」を目指そう

中村先生の研究チームによる実験(Kiyono et al. 2020)では、ふくらはぎの筋肉に対して以下の比較を行いました。

  1. 週1回 グループ:1回に5分(300秒)まとめて行う。
  2. 週3回 グループ:1回に2分(120秒)行う。

どちらも1週間の合計時間は同じですが、結果はどうなったと思いますか?

週1回360秒(合計5分)のストレッチを苦痛な表情で実施する女性と、週3回120秒(30秒×4セット)のストレッチを笑顔で実施する女性を、カレンダーとともに比較したイラスト。効率的なストレッチ頻度は週3回であり、表情の差でその効果を視覚的に訴求している。

なんと、「週3回(1回120秒)」のグループだけ、筋肉が柔らかくなったのです。週1回まとめて5分やるよりも、回数を分けたほうが効果的だということが証明されました。

おすすめのセットの組み方

1回120秒といっても、2分間ずっと伸ばし続けるのは大変ですよね。 そこでおすすめなのが、先ほどの「30秒の法則」との組み合わせです。

  • 30秒 × 4セット = 合計120秒

これを「週3回」行えばOKです。 もちろん毎日やるのが習慣化の点で理想ですが、忙しいときは「2日に1回」でも十分に効果は維持できます。

忙しくてストレッチをできない日があっても、落ち込まなくて大丈夫です。


継続できない人は「ポモドーロテクニック」を使おう

「週3回、1日120秒でいいのは分かった。でも、その120秒すら忘れてしまうんだよ……」

そんなあなたに、絶対にサボらなくなる裏技を紹介します。

それは、当ブログでも紹介している「ポモドーロテクニック」と組み合わせる方法です。

「5分休憩」=「ストレッチタイム」にする

ポモドーロテクニックは「25分集中して、5分休憩する」という時間管理術です。この「5分休憩」をストレッチ専用の時間にしてしまうのです。

  1. 25分仕事をする
  2. タイマーが鳴ったら立ち上がる。
  3. 30秒×左右(計1分)のストレッチをする。
  4. 残り4分はコーヒーを淹れたりトイレに行ったりする。

これを1日4回(2時間分)繰り返すだけで、ノルマの「合計120秒」は簡単にクリアできます。

私はお風呂上りにも30分程度、器具を使ってストレッチに取り組む時間を確保しています。

30秒を測るのが面倒な人へ

「いちいちストップウォッチを見るのが面倒」という人は、Youtubeを活用しましょう。 「30秒 ストレッチ タイマー」と検索すれば、音で教えてくれる動画がたくさんあります。

ポモドーロの休憩に入ったら、思考停止で動画を再生する。 ここまでルーティン化してしまえば、あなたの体は勝手に柔らかくなっていきます。


まとめ:科学の力で「柔らかい体」を手に入れよう

これまでの「ストレッチは痛みを我慢して、毎日長くやるもの」という常識は捨てましょう。

今回の記事のポイント

  • 時間: 1セット30秒で効果がある。
  • 頻度: 1部位につき1日合計120秒(30秒×4回)を、週3回以上行う。
  • コツ: ポモドーロテクニックの休憩時間に組み込むと習慣化しやすい。
めい
めい

『1回30秒』でいいなら、ズボラな私でも続きそう!

科学的に正しい方法なら、最小限の努力で最大限の効果が得られます。 まずは今日の「5分休憩」から、30秒だけ伸ばしてみませんか?

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